救急車の適正利用について

救急車の適正利用にご協力を


 平成27年日高広域消防事務組合の救急出動件数が、過去最高を記録しました。
                                            ※(現在の管轄区域となった平成18年以降)
 起こってほしくない突然の急病や不慮の事故。これらは、いつ自分自身や家族の身に起こるかもしれません。
 そんな時、少しでも早く救急車が到着するためには、住民の皆様ひとりひとりが救急車を正しく利用することが
大切です。


 日高広域消防事務組合の平成27年中の救急出動件数は、2,377件で、2,204人の傷病者を搬送しました。
 これは、住民23人に1人が救急車を利用したことになります。
 
 救急車の出動が多くなれば、出動が重なり、遠くの救急車が出動することになり、現場への到着時間が遅れる
可能性が高くなります。
 このままでは、真に緊急を要し、救急車が必要な人への対応が遅れ、救えるはずの命が救えなくなる可能性が
あります。

傷病者の44%が軽症

 
               救急車による傷病程度別搬送人員

 救急車で搬送された傷病者の44%が入院を必要としない軽症です!
 この中には、本来、救急車を利用する必要がなかった人もいる可能性があります。
 生命に危険があり、真に緊急を要し、救急車を必要としている人のもとに、一刻も早く救急車が到着できるよう、
緊急性のない場合や、定期的な通院等にいおいて、タクシー代わりに救急車を呼ぶことはやめて下さい。

こんなときはすぐに救急車を!

 救急車を正しく利用することは大切ですが、救急車の利用を控えるあまりに、取り返しのつかないことにならないように、
次のような症状が出た場合は、すぐに119番し、救急車を呼んで下さい。

救急車を呼ぶほどでもないが、病院に行きたいときは

参考:総務省消防庁「救急車利用マニュアル」

日高広域消防事務組合
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